こんばんは!
前回のブログでは韓国のトイレ事情について書きました。
今回はお風呂事情について話したいと思います。
浴槽がない!?
日本では、一般家庭でも湯船につかる習慣があります。
子供がいる場合には一緒にお風呂に入って、湯船で遊んだりすることもありますね。
実は、お隣韓国では湯船に浸からずシャワーだけで済ます人がほとんどのようです。
むしろ、多くの家庭はお風呂に浴槽自体がありません。
私も韓国のアパートに泊まったことがあるのですが、浴槽はありませんでした。
もちろん、全てではなく湯船につかる人もいますが、聞くところによると、これは少数派であることは間違いありません。
また、カナダに留学していた方に聞いた話ですが、下宿先のルームメイトが部屋の浴槽でキムチを漬けるために使っていたというのです^^;
日本では考えられませんが、お風呂に関係ないことで活用することもあるみたいですね。

朝風呂
これも全ての人がそうしている訳ではありませんが、朝風呂派が多いそうです。
夜は、顔や足を少し洗う程度で、朝出掛ける前に風呂に入ります。
朝お風呂に入れば、さっぱりと顔も洗えるし、寝ぐせも直せるので一石二鳥ですが、1日の締めくくりとしてお風呂に入る習慣の私には真似はできません^^;
日本人にとって「お風呂」は、体を清潔にする他に、疲れをとったり、リラックス効果を得たりするものです。
しかし、シャワーのみという文化には、(欧米もそうですが)お風呂自体に多くの癒し効果を求めていない、ということも考えられると思います。
また、日本と比べて韓国は乾燥しています。
日本の湿度だと、体がベタベタして眠れません。
もしかしたら気候も関係しているのかもしれませんね。
チムジルバン
では、韓国の人はお風呂が嫌いなのか、というとそうでもありません。
家の近所に、チムジルバン(銭湯)があります。
日本のスーパー銭湯のように、入浴施設はもちろん、サウナや休憩できる空間があります。
有料でアカスリやマッサージをしてもらうこともできます。
多くの人は、毎日は行かず、週末や休日などゆっくりできる日に行くようです。
私も1度行って見ましたが、そこに関しては大きなお風呂の施設、という感じでした。
「男湯」では、タオルで前を隠したりせず、全裸で堂々と歩き回ります。
また、アカスリをした際には、おじさんがゴシゴシするので、慣れていない私は痛く体がひりひりしました。
ちなみに、「女湯」で多くあるそうですが、場所取りに苦労するそうです。
みな持参したシャンプーやタオルを鏡の前の洗い場に置いて「場所」を確保しているそうです。
誰もそこに居なくても既に予約済み。うっかり座ってしまうと、「予約者」から注意されてしまうこともあるのだとか。
これも韓国のチムジルバンのようです。

日本と韓国では、お風呂にも違いがあります。1度旅行に行った際に、チムジルバンを利用するのも面白いと思います。
つづく