こんばんは!
前回は、男性K-POPグループに注目しました。
今回は、韓国ドラマについて書きたいと思います。
韓流ブーム
昨今、K-POPの人気が韓流ドラマにも流れているようです。
「韓国ドラマを楽しむ、さまざまな視聴方法~無料・有料~」に書きましたが、この頃は地上波の韓流ドラマ放送枠が減っています。
韓流ブームの頃とは違い、韓国ドラマをチェックするのは、一部のコアなファンか中高年層が中心となっていました。
韓流ブームをさかのぼると、2003年に放送された「冬のソナタ」の主役ペ・ヨンジュンにファンは熱狂していました。
2004年には「宮廷女官チャングムの誓い」が放送されると、イ・ヨンエに中高年男性が夢中になりました。
さらに、第2次韓流ブームが到来した、2010年からチャン・グンソク主演の「美男ですね」が放送されると、若い女性が熱狂しました。
しかし、徐々に韓流ブームは衰退して行き、2012年11月には大手韓国芸能事務所「SMエンターテインメント」の株価が35%下落しました。
それは、ソウル株式市場でエンターテインメント関連銘柄が軒並み急落したと報じられ、その背景として不透明な情報公開と業界への理解が不足してるアナリストの業績予測が指摘されました。
さらに、2013年6月のSMエンターテイメントの第1四半期の決算では、円安が業績を押し下げたこともあり、営業利益が前年同期比70%減となりました。
その後も日韓関係が冷え込むと同時に、韓流ブームも衰退して行きました。
ところが、韓流の火は全て消えることはなく、2015年頃になると、韓国文化を自身の日常生活の中に取り入れ始める若者が出てきました。
「整形手術」「韓国風ファッション」「オルチャンメイク」「K-POPダンス」「セルカ棒」などの文化が日本の若者文化に定着して行きました。
そのため、ここ数年は、K-POPの影響もあり、再び若者も韓国ドラマを観るようになってきたそうです。
2017年の年間レンタルランキング
「TWICE」「BTS」「Wanna One」「EXO」などの影響により、K-POPが10代、20代の若い女性を中心に過熱しています。
その人気がドラマにも波及しています。
今は時代劇にもK-POPのイケメンもでるために、ファンである若者もドラマをみるようになりました。
「TSUTAYA アジアTVドラマ 2017年の年間レンタルランキング」を見ても韓国ドラマによって占められています。
1位から10位までをまとめてみました。
1位-「太陽の末裔 Love Under The Sun」
2位-「麗〜花萌ゆる8人の皇子たち〜」
3位-「雲が描いた月明かり」
4位-「シンデレラと4人の騎士〈ナイト〉」
5位-「オー・マイ・ビーナス」
6位-「W-君と僕の世界-」
7位-「ドクターズ〜恋する気持ち」
8位-「師任堂(サイムダン)色の日記」
9位-「彼女はキレイだった」
10位-「客主」
1位になったのは、韓国で41.6%の視聴率をたたきだした、ソン・ジュンギ主演の「太陽の末裔 Love Under The Sun」でした。
このドラマは韓国のみならず、アジア全域へ社会現象化が拡大し、日本でも大ヒットとなりました。
2位はイ・ジュンギ主演「麗~花萌ゆる8人の皇子たち~」です。
イ・ジュンギ、IU、カン・ハヌル、ホン・ジョンヒョン、ナム・ジュヒョク、べクヒョン(EXO)らが出演し、皇子たちの恋愛模様を描いたロマンティック時代劇です。
第3位は、パク・ボゴムをはじめ、旬の俳優陣の競演で話題となった時代劇「雲が描いた月明り」となり、多くの時代劇がランキング上位を占めました。
韓国ドラマの完成度
一見、韓国ドラマは俳優ありきと思いきや、脚本重視なのです。
先ず脚本があって、そこからドラマに出演する俳優とその他をキャスティングするそうです。
もともと韓国ドラマは、エンタメとして作品の完成度が高いと言われています。
ストーリー展開が巧妙で、人間関係の描き方も繊細で奥深いのです。
韓国では、毎年多くのドラマが制作され、放送されています。
今年も、どんなヒット作とスターが生まれるのでしょうか!
韓国は、アジアにおけるエンタメの先進国になっていると言っても過言ではないと思います。
今後も多くのブームを作って行くのでしょう。
これからも「韓流」は目が離せません。
少しでもついて行けるように頑張ります(笑)
つづく