こんばんは!
前回は、男性K-POPアーティストの徴兵について書きました。
今回も男性K-POPグループに注目したいと思います。
国民プロデューサー
「韓国版AKB」と呼ばれる育成型アイドルの人気がうなぎ上りです。
その名は11人グループ「Wanna One」です。
韓国で社会現象を起こしたオーディション番組「PRODUCE 101 シーズン2」から生まれました。
この番組は、韓国Mnetで放送され、101人の男子練習生が参加して切磋琢磨しながら懸命にデビューを勝ち取る大型プロジェクト番組です。
国民がプロデューサーとなりデビューするメンバーを選抜し、そのデビューする際の曲とグループ名などを決め、ボーイズグループを育成していく番組構成になっています。
韓国ではこの番組が、社会現象となり「プデュ」と呼ばれています。
実際に「Wanna One」は、2017年8月にデビューして、2018年12月までの期間限定で活動するそうです。
ちなみに、グループ名は番組名の101が由来で、「メンバーとファンが1つになる」という意味が込められているそうです。

Wanna One
先述しましたが、このグループは、国民プロデューサーと呼ばれる視聴者が投票で選び誕生しました。
メンバーは、アイドルを目指す練習生や日の目を見ないアイドルなど、101人から選抜。
番組では、練習風景や合宿所で集団生活を送る姿がテレビ画面に映し出されて、歌やダンスが上手いだけではなく、個のキャラクターも考慮されメンバーが選出されました。
早速8月にデビューすると、初アルバム「1×1=1(TO BE ONE)」がミリオンを突破し、2017年の韓国音楽賞などで12冠を獲得しました。
既に、2018年にも9冠を獲得しています。
また、デビュー直後から多数のCMに出演していて、その商品は軒並み完売。
経済効果は、100億円以上とも言われています。
さらに、2018年3月に発売した新アルバム「0+1=1(I PROMISE YOU)」は70万枚を売り上げ、日本でも9日付オリコン週間ランキングで2位を記録!
デビュー8カ月にして、初の世界ツアーを発表するなど爆発的な人気を呼んでいます。

育成型アイドル
期間限定ということも人気に拍車をかけているようです。
韓国で行われたコンサートチケットも軒並み高騰して、特に10代~40代の女性が熱狂しているそうです。
視聴者がプロデューサーと言うコンセプトは、日本にも既に存在しています。
また、育成型アイドルというのは「AKB」が正にそうです。
この文化が大型化して韓国でもヒットしました。
日本と決定的に違うことは、オーディションを受けている男子は全くのド素人ではなく、どこかの練習生かアイドルだということです。
既に基礎ができているため、完成度は圧倒的に韓国の方が上なのです。

この「Wanna One」は、これから日本でもさらに人気がでてくるでしょう。
私の韓国の知り合いも「Wanna One、Wanna One」と言っています。
ちなみに、50代女性です。
本当に好きなんでしょうね。。。
つづく