韓国の結婚事情~国際結婚率と離婚率-増加の背景と問題~

Pocket
LINEで送る

スポンサーリンク

こんばんは!

先日、新大久保に行ってきました。

ここは、ハングルの看板を掲げた韓国料理屋、韓国の食材を多く取り扱うスーパー、韓流スターやK-POPアーティストのグッズを販売している店など、コリアンタウンと呼ばれるだけあります。

ある韓国料理屋に食事をしに行ったときに、韓国人の店員さんと話す機会がありました。

旦那さんは日本人で、日本に住んで何十年にもなるそうです。

異国の地ということで、最初は大変なこともあったそうですが、現在はとても幸せだということです。

今回は、韓国における国際結婚について書きたいと思います。

今回は、シビアな部分が多いですが、幸せに過ごしてる家族がたくさんいることは確かです!!

韓国における国際結婚

韓国における国際結婚の始まりは、1980年代後半から農村部において未婚男性の増加が深刻化したことが始まりと言われています。

その対策の1つとして、1990年代前半に中国延辺地域の朝鮮族女性との集団お見合いが、韓国の国際結婚が本格化するきっかけになったそうです。


国際結婚の推移2000年~2015年))

年度 国際結婚件数 国際結婚率 韓国(夫)+外国(妻) 韓国(妻)+外国(夫)
2000 11605 3.50% 6945 4660
2001 14523 4.60% 9684 4839
2002 15202 5.00% 10698 4504
2003 24775 8.20% 18750 6025
2004 34640 11.20% 25105 9535
2005 42356 13.50% 30719 11637
2006 38759 11.70% 29665 9094
2007 37560 10.90% 28580 8980
2008 36204 11.00% 28163 8041
2009 33300 10.80% 25142 8158
2010 34235 10.50% 26274 7961
2011 29762 9.00% 22265 7497
2012 28325 8.70% 20637 7688
2013 25963 8.00% 18307 7656
2014 23316 7.60% 16152 7164
2015 21274 7.00% 14677 6597

国際結婚の件数は、2000年代に入ってから急激に増え、2005年にピークを迎えています。
しかし、2015年も、【韓国(夫)+外国(妻)+韓国(妻)+外国(夫)】=2万を超えています。


国際離婚の件数2000年~2015年))

年度 国際結婚離婚件数 国際結婚離婚率 韓国(夫)+外国(妻) 韓国(妻)+外国(夫)
2000 1498 1.30% 247 1251
2001 1694 1.30% 387 1307
2002 1744 1.20% 380 1364
2003 2012 1.20% 547 1465
2004 3300 2.40% 1567 1733
2005 4171 3.30% 2382 1789
2006 6136 4.90% 3933 2203
2007 8294 6.70% 5609 2685
2008 10980 9.40% 7901 3079
2009 11473 9.30% 8246 3227
2010 11088 9.50% 7852 3236
2011 11495 10.10% 8349 3146
2012 10887 9.50% 7878 3009
2013 10480 9.10% 7588 2892
2014 9754 8.40% 6998 2756
2015 8237 8.40% 5743 2494

国際離婚は、2004年から徐々に増え始め、2011年にピークを迎えました。

スポンサーリンク

韓国(妻)+外国(夫)】に比べて、【韓国(夫)+外国(妻)】の家庭で離婚率が高いです。


出身国別の結婚移民(2007年~2015年(人))

出身国 2010 2011 2012 2013 2014 2015
中国(朝鮮族) 87565 88922 97796 100524 103194 98037
中国 60183 69671 65832 67944 71661 81010
ベトナム 34913 42159 47754 52323 56332 58761
フィリピン 10868 12428 13829 15256 16473 17353
日本 5594 11070 11705 12338 12875 13239
カンボジア 3354 4422 5316 5684 6184 6468
モンゴル 2665 2959 3068 3186 3257 3305
タイ 2350 2914 2918 2975 3088 3208
アメリカ 1890 2598 2747 3081 3350 3473
ロシア 1279 1827 1943 2025 1976 1898
台湾 1856 1836 2390 2661 2953 3170

中国朝鮮族出身者が最も多く、中国、ベトナム、フィリピン、日本と続いています。

韓国の国際結婚の増加

先述しましたが、韓国の国際結婚が本格化するきっかけは、農村部における未婚化が深刻になったことからです。

そのため、1990年代前半に韓国政府が農村部の男性と中国朝鮮族女性との結婚斡旋プロジェクトを推進した結果、国際結婚が増加しました。

さらに、2000年代には都市部においても結婚仲介業者の斡旋から国際結婚が増えています。

特に、東南アジアの女性との結婚が増えています。

その理由の一つとして、高齢少子化社会に備えるための対策として、外国人労働力の受入政策を積極的にしているという点があげられます。

韓国統計庁によると、今年(2018年)を境に生産労働人口が減少し、2050年には2005年の総人口に対する生産労働人口71.7%に対し、約18%減の53%に達すると予測されているためです。

このため、韓国人の配偶者として韓国社会に馴染みやすいと思われる国際結婚や、文化的に似ている韓国系外国人の就業条件を緩和し、長期滞在を許可する政策などで、今後の労働力不足に備えるために国際結婚を支援している、という背景もあります。

ちなみに、国際結婚が成立する通路は、①結婚仲介業者を介した結婚 ②宗教団体を介した結婚 ③家族や親せきの紹介による結婚 ④外国人労働者など、日常生活での恋愛結婚です。

孤立と支援

国際結婚、特に海外から移住してきた女性は、韓国語の能力、文化などに馴染めないことも多くあるそうです。

そのために、配偶者とその家族、親戚などとの衝突を多く経験している実態もあるそうです。

さらに、韓国の家父長的な文化の中で、特に移住女性は孤立しがちであるそうです。

そのために、韓国ではこうした移住女性(男性)の支援センターなどが多数設置してきているそうです。

しかし、国際結婚などで韓国での外国人移住者が大きく増え、移民社会に向けてさまざまな政策がされてきているのにもかかわらず、韓国社会における移住者は、単一民族や国益優先という考えの影響で、排他的な者として存在している側面もあるようです。

結婚した相手が、たまたま国籍が違うだけですが、想像以上にいろいろな問題が起こるようです。

是非、お互いの協力によって幸せになって欲しいものです。


国際結婚の現実は、厳しいものもあると思います。

しかし、同時に夢や希望もあることは確かです。

一方の文化や考え方などを押し付けるのではなく、お互いに文化の違いなどを受け入れる寛容さを持つことも大事だと思います。

つづく

スポンサーリンク

スポンサーリンク







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。