韓国の徴兵制度は男の宿命~兵役免除の条件と徴兵拒否~④

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こんばんは!

前回は、兵役期間中の恋人たちの想いを中心に書きました。

今回は、軍隊に関する考え方について書きたいと思います。

軍隊に対する考え方

基本的には韓国人男性の全員が徴兵されることになります。

しかし、何らかの事情で徴兵を免除される場合もあります。

それは、必ずしも喜ばしいことではありません。

「みんな軍隊で2年間も苦労したのに…自分はしていない」と後ろめたさを感じるようになったり、「あいつは軍隊に行っていない」などと言われてしまうこともあります。

できることなら行きたくない、という気持ちが本音のようですが、韓国男性は「男として生れた宿命」としてと捉えているようです。

また、韓国では、「男は軍隊に行ってこそ一人前」という考えがあり、それは同時に「軍隊に行かない男は一人前ではない」という風潮があります。

実際に、軍隊生活を通じて愛国心や自立心など、多くのことを得ることができるという考え方も浸透しています。

兵役免除の条件

では、実際に兵役が免除となる条件を見てみます。

徴兵検査で医学的に服務が不可能と判定された人
重い病気を患っていたり、事故などで障がいがあり兵役義務を果たすことが困難な人たちです。

スポーツで大きな功績を残した人。
オリンピックメダリストやアジア大会の「金」メダリストは対象となります。

大手企業に勤める人やこれから期待される人
財閥系大企業などで働き、国の発展に大きく貢献した、若しくは、学業が特に優秀でこれから国に貢献することが期待されると判断された人は免除されます。

国外で永住権を取得した人
韓国以外の国の永住権を取得した人も兵役免除の対象となります。

全身に入れ墨のある人
入れ墨(全身)も兵役免除の対象となっています。
むしろ、入隊が禁じられています。

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徴兵拒否

韓国憲法には「正当な理由がないのに決められた日まで入隊しなかったり召集に応じなかった場合は3年以下の懲役に処する」とあります。

実際には、1年6ヵ月の間服役する人が多いようです。

2年の軍隊生活より短いようですが、韓国ではこのような理由で兵役義務を果たしていない男性は、社会的に認められず韓国社会では生きていけないのが現状のようです。

ちなみに、徴兵制に関する調査結果によると、韓国人の48%が徴兵制の維持に賛成し、35%は徴兵制の廃止と志願制の導入に賛成しました。

現在の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、大統領選挙で兵役義務期間の短縮を公約にしているので、今後、陸軍は18ヵ月、海軍は20ヵ月、空軍は21ヵ月となり、現在からそれぞれ3ヵ月短縮される見込みです。

韓国の徴兵制度の期間は?年齢??~休戦状態の朝鮮半島~①

韓国の徴兵制度~兵役中の訓練内容は?休暇は?給与は?~②

徴兵制度がもたらす韓国恋愛事情~アイドルがやってくる~③

韓国における兵役逃れの厳しい現実~兵役にまつわるあれこれ~⑤

韓国サッカー選手の兵役義務~ロンドン五輪と日韓W杯の選手たち~⑥


いかなる理由があっても兵役の義務には服するべき、これが現在の韓国社会なのです。

つづく

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