板門店ツアーは中止にならない~軍事境界線での亡命事件~

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こんばんは!

夢中で「軍事停戦委員会本会議場内」を見学した板門店ツアー参加者たちは再び自由の家へ。

向かい合う兵士

本会議場を出た私は、再び北朝鮮側の「板門閣」に注目しました。

こちらの様子は、北朝鮮軍による双眼鏡や何十台にも及ぶカメラで常に監視されています。

また、韓国側も北朝鮮側も会議場の建物から体を半分だけ出して双方を見ています。

体を半分隠してるのは、有事の際に急いで身を隠すためだそうです。

もちろんですが、体を前面に出している兵士同士も会話をすることは一切ないそうです。

板門店での脱北事件

実は、この板門店では亡命事件が数回起こっています。

ガイドさんの話にもありましたが、最も有名な亡命事件は、1984年年に北朝鮮からの板門店ツアーに参加していた旧ソ連の一般大学生が、軍事境界線を越えて韓国側に入国したことです。

この大学生を追いかけた北朝鮮軍兵士が軍事境界線を越えたため、韓国側の国連軍が反撃しました。

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両軍とも死傷者を出しましたが、最終的にはこの大学生はアメリカへ亡命しました。

また、板門店における脱北事件で、記憶に新しいのは2017年11月の北朝鮮軍人によるものです。

映像にもありましたね。

1人の北朝鮮軍兵士が四輪駆動車でJSA(共同警備区域)に入り込み、軍事境界線を越えて韓国側に亡命しました。

板門店では、排水溝に脱輪した車を捨て軍事境界線を越えて逃げ込みましたが、北朝鮮軍兵士に追われて複数の銃弾を浴びて意識不明に陥りましたね。

その後、国連軍のヘリコプターで韓国の病院に搬送され一命は取り留めています。

この兵士もそうですが、板門店の警備に当たる北朝鮮の兵士は、生活もある程度保証され、家族も含めて厳しい思想チェックを受けた上で配備されるエリートです。

それでも度々脱北劇が起こるのは…それだけ過酷な環境に置かれているのでしょう。
(下は2017年11月の亡命事件の映像です。)

板門店ツアーは中止にならない

日本だけではなく、中国や欧米人にも人気なのがこのツアーです。

脱北劇があっても、ICBM(大陸間弾道ミサイル)や核実験を行ってもツアーは簡単に中止されません。

それは、ツアー利権も複雑に絡んでいるために数日の様子見はありますが、簡単に中止にする訳にはいかないそうです。

それでも、突発的な事由により中止になった場合は、私の知る限り、どのツアー会社も観光代は全額返金されます。


板門店での見学は、あっという間に終わります。

この経験は何事にも変えがたいものになりました!

これからバスに戻り、もう少し観光が残っています。

つづく

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