こんばんは!
前回は板門店について書きました。
その続きです。
ツアー当日の朝
当日のJWマリオットホテルの部屋から外を見ると、アパートの奥には漢江があり、山の上にはNソウルタワーが見えます。
寒そうですが、天気は良好のようです。
せっかく板門店ツアーに参加するのですから天気は重要です。

朝食は高速ターミナル駅地下の「DUNKIN’DONUTS(現在は閉店)」で簡単に食事を済ませ、ロッテ・ホテルのツアー・ラウンジに向かいました。
ツアー参加者はここで待ち合わせです。
想像では、そこまで参加者はいないかと思いましたが、バスは満員。
恐らく50人くらいいたのではないでしょうか!?
皆さん、遅刻もなく早速出発です!
統一大橋
早速出発すると、日本語が大変達者な韓国人ガイドさんから、ソウル~板門店周辺まではバスで1時間強で着くとのアナウンスがあり、その近さに驚きました。。。
ガイドさんは車中で北朝鮮との関係や朝鮮半島の歴史について色々と話してくれました。
こうして生の声を聞くことは大変勉強になります。
こうして話を聞き入っているうちに、「統一大橋」に到着しました。
ここは、写真撮影が不可なのでGoogleマップの航空写真をお借りしました。
ちなみに、このツアーは禁止事項がたくさんあるので、一部記載いたします。
それだけ緊迫した場所に行くということです。
≪服装について≫
・レザーの服やダメージジーンズ、サンダル、半ズボン、ミニスカート、極端に派手な服、軍服などは不可です。
≪持ち物について≫
・パスポートは必ず持参です。
・一般的な大きさのカメラ、携帯電話(カメラ機能のみ可)は大丈夫ですが、90㎜以上の望遠レンズやビデオカメラは不可です。また、車椅子、杖、傘、バッグ等を持ち込みができません。
≪その他の注意事項≫
・当たり前ですが、ツアー時はガイド軍人の指示に従うことです。
・写真は決められた場所でのみ可能となります。
・板門店内は飲食は不可です。
・軍人や北側に向かっての指さし行為は厳禁です。
もう少し注意点はありますが、全て難しいことではありません。
それだけの場所に行くので当然のことですね。
緊張感に包まれた車内
この統一大橋の検問所では、パスポートチェックがあります。
韓国の軍人が車内に入ってチェックして行きます。
軍人が入って来るだけで緊張感が車内に走ります。
ここでのチェックは厳しいとは言えず、直ぐに終わりました。
でも、このような経験はないので「あー、ついに来たんだなぁ」という思いに駆られました。
ちなみに、イラン、イラク、キューバ、パキスタンetcの国籍の人は参加不可です。
また、脱韓する可能性もあるため、韓国国籍(在日韓国人、学校の教師など一部は可)も不可です。
この検問所から出発すると、車止めが設置された橋をジグザグに走りながら先を目指します。
バスからの写真撮影も禁止され、ますます車内は緊張感に包まれて行きます。
統一大橋から先へは個人では行けないため、ツアーに参加する必要がありますが、歴史に関心のある方は是非参加してみる価値はあると思います。
つづく